元々PHP5.2だったのを入れ替えてPHP5.3にして、FuelPHPの動作条件を満たしたかもしれないということで、設置してみた時のメモ。
Zipファイルそのまま展開が近道だった
そもそも、Composerが入っていないので、まずはComposerを入れようとしたのですが、どうしてもエラーが出る箇所があって頓挫してしまう。 エラーメッセージの内容を要約するとPharが使えなくてダメみたいなもの。
レンタルサーバーの管理会社と連絡をとってPharを有効にできないかって頼み込んでみたけど、「ダメよ~、ダメダメ」としか返答がなくって困り。
@michieru 公式のZipパッケージはそのままでFuelは動作します。ただし、composer updateするとエラーが出るため、そのままだとComposer経由でパッケージを追加できません。これは問題だと思っています
— 『はじフレFuelPHP』 (@fuelphp1st) August 18, 2014
……とのお言葉をいただき、fuelphp-1.7.2.zipをそのままサーバーにアップロード、telnetして
$ unzip fuelphp-1.7.2.zip
で出来たfuelphp-1.7.2っていうディレクトリはバージョン番号邪魔に思えてfuelphpにリネーム。
/var/www/html 上に fuelphp/public をシンボリックリンクを張って、fuelphp/public/index.php の中で記述されているパスを実在のものに書き換えてみたところ、webブラウザには
No composer autoloader found. Please run composer to install the FuelPHP framework dependencies first!
っていうダイイング・メッセージ。index.php 内で表示している箇所はわかったものの、その理由がわからず。
@michieru 公式ZipファイルをMacで解凍してみると、一部のフォルダやファイルのパーミッションが足りないですね。ファイルの所有者とWebサーバの実行アカウントが違うとアクセスできないものがあります。その影響でしょうか?
— 『はじフレFuelPHP』 (@fuelphp1st) August 19, 2014
……という、Windowsユーザーだとオーナーとかグループとか普段意識しなさすぎてユーザー権限とかチェックしてなかったー、地道に fuel/core/ 以下のディレクトリとファイルのアクセス権を設定しなおして(ファイルは0644、ディレクトリは0755)にして、ようやくwelcomeページを表示できました。
それにしても、Composerを入れられない(?)ので、
$ php composer.phar update
は実行できないのが問題なんですよね。
このレンタルサーバー、Phar機能がついてなくて潰されているために、Composerのインストーラーを何とかダウンロードできても、phpに食わせた時点でPhar無効になってるから実行できんよ、的なエラーで止まるんですわ。
【追記】 パーミッションの件については、バグレポートしてくださったそうなので、対策されると良いですね。
@michieru Zipファイルの件はバグ報告しておきました http://t.co/lTRjivTBYm
— 『はじフレFuelPHP』 (@fuelphp1st) August 19, 2014