m6uのエンジニアっぽい日記

PHP利用開発やFuelPHP利用開発、PostgreSQL利用開発、Androidアプリ開発、CentOS7サーバー構築など、テクニカルでエンジニアっぽい内容の日記

FuelPHPをレンタルサーバー上に設置する場合の注意点(v1.7.2)

 元々PHP5.2だったのを入れ替えてPHP5.3にして、FuelPHPの動作条件を満たしたかもしれないということで、設置してみた時のメモ。

Zipファイルそのまま展開が近道だった

 そもそも、Composerが入っていないので、まずはComposerを入れようとしたのですが、どうしてもエラーが出る箇所があって頓挫してしまう。 エラーメッセージの内容を要約するとPharが使えなくてダメみたいなもの。
 レンタルサーバーの管理会社と連絡をとってPharを有効にできないかって頼み込んでみたけど、「ダメよ~、ダメダメ」としか返答がなくって困り。


……とのお言葉をいただき、fuelphp-1.7.2.zipをそのままサーバーにアップロード、telnetして

$ unzip fuelphp-1.7.2.zip

で出来たfuelphp-1.7.2っていうディレクトリはバージョン番号邪魔に思えてfuelphpにリネーム。
 /var/www/html 上に fuelphp/public をシンボリックリンクを張って、fuelphp/public/index.php の中で記述されているパスを実在のものに書き換えてみたところ、webブラウザには

No composer autoloader found. Please run composer to install the FuelPHP framework dependencies first!

っていうダイイング・メッセージ。index.php 内で表示している箇所はわかったものの、その理由がわからず。


……という、Windowsユーザーだとオーナーとかグループとか普段意識しなさすぎてユーザー権限とかチェックしてなかったー、地道に fuel/core/ 以下のディレクトリとファイルのアクセス権を設定しなおして(ファイルは0644、ディレクトリは0755)にして、ようやくwelcomeページを表示できました。
 それにしても、Composerを入れられない(?)ので、

$ php composer.phar update

は実行できないのが問題なんですよね。
 このレンタルサーバー、Phar機能がついてなくて潰されているために、Composerのインストーラーを何とかダウンロードできても、phpに食わせた時点でPhar無効になってるから実行できんよ、的なエラーで止まるんですわ。
【追記】 パーミッションの件については、バグレポートしてくださったそうなので、対策されると良いですね。